自分が口出しすることではないけど

カンニングの中島さんの病状について少し述べたいと思う。もちろん自分は専門ではないので、かなり当てずっぽうになるから、あまり鵜呑みにしないでほしいけれども。
まず、急性リンパ性白血病というのはALLと略される。診断は組織像(骨髄から取った骨髄塗抹標本)で形態的にL1・L2・L3と分類される(FAB分類)。L1が小児に多いタイプで、NC比(核と細胞質の細胞中における割合)の高い、小型のリンパ球が増えてくる。L2は大小不同で核自体も大小不同・異形の細胞が含まれる。L3は大型の細胞が集まっていて核も大きい。バーキット型と呼ばれる。と言っても、今の時代、リンパ球のサブセットとか分化段階も見ないと詳しく言えないらしいけど…L!とL2では、L1の方が分化度が高いから予後が良好(=完治しやすい)ということで、子供がなっても治ってるということなのかな。
中島さんはスポーツ紙で「良性」と書かれているくらいだから、ALLの中でもCALLという予後がよいもの(ってcommonなんて名前だからあまり分類になってないけど…)だったのかもしれない。普通、成人はCALLじゃないことが多いから、これは本当によかったなぁと思う。
…。
書いてみて、全然予想できてないじゃん…。まぁ、自分の勉強になったよ。なにより、中島さんが治ることが一番。主治医さんも「100%治る」って言ったらしいから、よほど組織像がよかったんでしょ。それは安心だよね。ほんと、早く竹山の隣に中島さんが立ってる姿がテレビで見れるのを祈ってます。