冒険できない、んだろうな

この間本屋さんでポップを見て買った本が最悪に面白くなくて。いや、ちゃんと選ばなかった自分が悪いんだけど、にしても!っていう内容だった。
で、リベンジで今日は宮本輝。やっぱり知ってる作家さんは安心できる。こうやって冒険できなくなるのは本当に残念だけど、でもやっぱりたのしみー。

星々の悲しみ (文春文庫)

星々の悲しみ (文春文庫)

(うう、見た目出ない…)
とはいえ、『主人公が犯罪をおかす』的な話がどうにもこうにも苦手で、と書いてて気づいたけど、古くはロアルド・ダールの「魔女たち(だっけ?英語だとTHe Witchesだったけど)」、中学のときは村上龍「69」で主人公が犯罪おかしてたな。前者は正義の味方だけども。
その最高に面白くなかった小説については続きを。
これですこれです
イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

いちいち主人公の言動にイライラし、相手の女の子に疑問を抱き。最後の最後でようやくやや納得したけど、でもよくここまでたどり着いたなあというか。途中のデートシーンとか本気でおもしろくなくて飛ばしたままだし。読み直す気なんて起こらない!ポップの嘘つき!
恋愛小説としてしょうもないわりにトリックもそこまでじゃないっていうか。やっぱり私ミステリー好きじゃないんだなあと思いました。描写にいまいち入り込めない。