YANO MUSIC FESTIVAL 2011

アイドリング!!!を好きになった一日。おおげさ?
いろんな素敵レポを拝読できる幸せな今日この頃なので、私は私の感想をぽろぽろと書かせていただこうと思います。
入場前から、人種が違う。!!!ファンだけじゃなく、きっと秦さんファンも、去年の矢野フェスに来ていたファンと違う雰囲気がした気がしたのです。去年の矢野フェス二日目ってノーナに土岐さんにドウジマに馬だから、結局似たようなファン層だったと思うんだよね。
!!!ファンが広場の片隅でちっちゃくなって着替えてるのをあたたかく見守りながら開場を待つ。
声をかけて下さった小倉のお姉さんは今日も素敵でした。

オープニングアクト南波志帆ちゃん。かわいいなあ。黒と紫ベースのカラフルなピエロ風かぼちゃパンツ?みたいな。髪の毛さんはいつものくるんくるんサイド結び。ハイテンションスタート。
しかし、ショックな出来事が。譜面台でシュンちゃんのお顔見えず…見えず!!!なんという!右寄りの立ち位置をゲットしたのに!松江くんはばっちりだけど、シュンちゃん…!
ちなみに松江くんは黒っぽいシャツにネクタイで、髪の毛が伸びてて、なんだかなんだか、馬の骨1st時代の泰行さんみたいな…
小松くんは黒ぶち眼鏡。やや遠かったので、お顔はほとんど見えず…残念…
南波ちゃん、歌うまくなったねえ!もともと難しいメロディをさらっと歌うのはうまいんだけど、ライブでもかなり安定していた!すばらしい!
そして、MCがおもしろすぎる…「80万人のみなさんの前で歌うことが出来て光栄ですッ!すごーい、80万人ってこんな風景なんだ!キラキラしてるゥ!」「去年は踊りながらスカートがずり落ちてしまうという大変な不祥事を起こしてしまったので、今年はなんとかいい感じに取り返せたらいいなって思ってます!」そうそう、去年はくるくる回りながら落ちて行くスカートを素早く戻してたねw
オーロラを歌ってくれるかと思いきや、まさかのサンダルアゲイン!泰行アニキのためにありがとう南波ちゃん!カオシレーターの演奏もものすごい上達してて、本当に楽器になってた!すてきすてき!これからも応援してるよー!
しかし、お針子とかプールとかオーロラを聴くためには単独ライブに行くしかないのか…名古屋に来てくれるのを待つしかないのか…ん?シュンちゃんがプールを弾いてくれるのか?!胸熱とはこういうことだな…!!!死ぬまでに一回は聴きたいな。
(…。オープニングアクトだけでこれだけ書いてしまった…。先が思いやられる…)

和太鼓による開演のおしらせ。
やる気ないふうに見せかけての手の込んだ「矢野フェスはじまるよ!」。泰行さんの嫌いな「アナログ」「ご覧の放送は2011年7月に見られなくなります」のお知らせ。そうか、つまりアナログなフェスってことね、今更気付いて素敵。
去年と同じ方式、次の人の代表曲を歌って紹介。矢野さんが土岐さんを、土岐さんがドウジマを、ドウジマが秦さんを、秦さんが!!!を、!!!がキリンジ…じゃなかった、馬の骨を。なんでグッデイグッバイなの!キリンジじゃん!馬の代表曲ってないのか…しょぼん。ひゅーひゅー言いすぎて、!!!ちゃんがなんて泰行さんを紹介したのか聞き取れなかった不祥事。「弟にしたい弟」か??ていうかみんなでグッデイグッバイ熱唱という光景がやたらむずかゆくなってしまいました。いちファンですが、内弁慶ないちファンのようです。
トップバッターは馬ということをさらっと教えてくれた矢野さん…馬か。

馬の骨。
で、スッティーのままであった。そうか。いや、いいのだよ。スッティーイケメンだから。しかし、馬バンドにはイケメンすぎる気がしたのだよ。すみません表現に誤りがありました、沖山さんは根っからのイケメンです。うーん。なんていうんだろうなー。隙がなさすぎる感じ?でもまあいいのか。泰行さん、隙だらけだから☆(毒じゃないです、愛です。)
というわけで、改めて、馬。
1.少しでいいのさ
またかー、と正直思ってしまう私。しかも弾き語りバージョン。矢野フェスバンド休憩ターン。せっかくだからバンドバージョンがよかったです…と思うけど、バンドのみなさんに負担をかけないためだったのかな?このごろ松江くん大忙しだったみたいだもんね。シュンちゃんもやつれまくってたし。
2.Fine Play
ハーモニカ!シュンちゃんマラカスキター!!!ほんとこの曲って「馬ライブ始まるよ!」って感じがして大好きだ。
3.燃え殻
代表曲ですからね…デビュー曲ですからね…
なんでちょっと不満げかっていうと、アウトロの松江くんが控えめで、そうかと言ってシュンちゃんのピアノって感じでもなければ泰行さんのアコギってわけでもなく、なんだか地味なアウトロだったからです。そりゃあ馬ツアーの質を求めてはいけないんだろうけども…贅沢ものですみません。
4.Snow
はああああああ?!と声にならない声を出してしまった!
どこのどいつがアウェイ(っていうのは言い過ぎか、「完全ホームではない」くらいかな)のフェスでインスト曲やるのよー!!!
もう…もう…ある意味泰行さんらしすぎて…へなへな。
いつ歌うんだろう、いつ歌うんだろう、と待ち構えているであろう!!!ファンや秦さんファンの心中を考えてほくそ笑んでいるのだろうか、などと邪推までした(笑)もう!ほんとに!
泰行さんのMC…「インスト曲は好きなタイトルをつけられるから。歌詞があると、あんまり関係ないタイトルをつけるわけにはいかない。これからも好き勝手タイトルをつけるためにインスト曲を作ろうと思います」出た…フェアリーヤス…起こる笑い…「じゃあちょっとしっとりしたので、ノリのいい曲を」
5.Chewing Gum on the Street
嫌な予感がしたけど、マジカー!ここで嫌な予感確定、これ『歌で巡る』と全く同じセットリストじゃないの。はあ…
これってノリのよい曲なのか?そりゃあバラードじゃないけども、ノリがいいと呼ぶには変化球な気がするけどなあ。サビは普通に歌ってくれた方が好きだ…のどつぶすうたいかたはなんだか…
『歌で巡る』で泰行さんがプップーやってた通りゃんせをシュンちゃんがやってて、プラスジャジーなかっこいいアレンジで、泰行さん満足げっていうかもはやドヤ顔…よかったね…
6.だれかの詩
久しぶりのバンド版だれかの詩。ツアーのときよりちょっと力強い感じがしたのは気のせいかなー。これはよいだれかの詩でしたが、最後の曲だから集中できず。だれかの詩はそういうパターンが多い。
以上、馬の骨。どんだけ不満だったんだ私!
うーん。フェスなんだよ。去年より確実にアウェイだよ。それを考えた選曲ではなかった、どころか、『歌で巡る』と全く一緒とかどんだけ手抜き、とまで考えて、そうか、手抜くしかなかったんだな、と考え直す。ソングライターズとか、新曲とか、おまけソングもといKMCソングとか。忙しかったんだな、泰行さん。忙しそうな矢野フェスバンドに負担をかけないようにっていうのもあるだろうけど、泰行さんも負担が少ないように、ってことなんだろうな。
にしても!もうちょっと…もうちょっとさあ…去年のセットリストの方がずっとずーっとアウェイ向きだったと思うの!

カメレオンガール
枯れない泉
Chewing Gum On The Street
燃え殻
クモと蝶
YOU AND ME

ノリのいい対外的に受けが良さそうな馬曲って言ったら、枯れない泉でしょう!ちがうか?ちがうのかなー?
去年と同じことやってもよかったと思うのよ…土岐さんもそうだったじゃない…
ぐちぐち言ってすみません。最近キリンジもキの字も馬の骨のうの字も書いてない私が偉そうに書いていいことではなかったと思う。でも、そう思ったのです。ごめんね、泰行さん、馬を愛するが故だよ!もう格好にはツッコミもできない!ああ!もう!

次、土岐さん。
土岐さん素敵だわー!あなたーっていくつなのー!
斉藤由貴さんのヒット曲、おしゃれだねー。アレンジがいいから?南波ちゃんも!!!の子たちも、もちろん土岐さんもかわいい。ていうか、土岐さんのアネゴ感…(笑)この人なしではもうやれないね、矢野フェス!
そしてまさかのファンタジアキタコレ!もー!きゅんきゅんっすよ!また聴けるなんて!好きな人はいないけども、きゅんきゅん!

次、秦さん。
いい声ですね。
泰行さんのエイリアンズでの登場。エイリアンズは好きな曲ではないんだけど、秦さんが歌ったのを聴いて印象が変わったというか。これってラブソングなんだなあ、と思ったんだよね。泰行さんが歌うと、確かにラブソングなんだけど、「繊細な僕」にスポットが当たりすぎているような気がして、ラブの部分を感じられない。それはそれで素敵だと思うんだけど、秦さんが歌うと男のラブソングになる。一粒で二度おいしかったです。

アイドリング!!!
まさかの升野乱入。すごいなー。矢野さんの人望!
そしてみんなかわいいのね。もうちょっと痩せた方がいいような方もいらっしゃったけど、かわいい。そして生歌でも大体いける。それすごいことだよねー!
歌がうまい子が何人かいて、今日ブログ見たらその中の一人はやっぱり「アーティストと一緒にやれたこと」に感激していた。多分、お世辞じゃなくてほんとの気持ちだと思う。うめこさん*1という方のようです。頑張ってね、応援してるよ!
母上は「あkbよりみんな可愛い」だそうです。ほんとそう思うよー!
そして提供曲で堂島が踊るのが最高でした。いかにもすぎて。いかにもすぎて。

んで。トリは我らが堂島孝平
抜群の安定感。「やっぱ孝平だなー!」<!!!ヲタさんの名言w
一曲目から客席へ。「一曲目からそっちに行ったの初めてです!」
「こんなに盛り上がると思わなくて、バラード用意しちゃいました」で爆笑を取る堂島。さすがすぎる。
セピア、スマイリンブギ、CHOCO ME BABY、LUCKY SAD。
いやあ。ほんとにね。さすがだよ。さすがさすが。いろんな堂島を見せるセットリスト、ほんとさすが。泰行さんもこういう選曲を、と思っちゃうよね…いや、堂島とは人種が違うのほんと分かってるんだけど!分かってて泰行さんを選んでるんだけど!(ライブに行く、という意味で。でも、堂島も名古屋来たときはまた行きたいな、と思った。立派な人だもん、堂島孝平
スマイリンブギの編曲もよかったし、シュンちゃんとの息だってぴったりだし(妬けるけど事実だからしょうがない)。
盛り上げて、聴かせて、浸らせて、踊らせて、締めて。
笑いまで含めて完璧なトリでした、堂島孝平。「やっぱ孝平だなー!」

アンコール、まさかの「we can work it out」。
歌詞はあんまりわかんないけど、タイトルだけ見ると今の日本の状況にぴったりではあるよね。
しかし、しっとりしんみりとしてしまう感じである。

どうしよう、このエントリをどうやって締めたらいいのかわからなくなったw

泰行さんを応援しているからこそ、なんだか不完全燃焼だったな。ここで新規ファンを獲得しろ!とは思わないけど、せっかくの場所なんだから、もう少し外向きの選曲をしてほしいなと思う…泰行さんは外向きのつもりかもしれないけど…外とか内とか関係ない!ということなのかもしれないけど…声質や演奏そのものについては文句一つないわけで、選曲だけでこんなにだらだら文句を言ってる私の器の小ささに辟易している部分もあったりするんですけど。
まあいいや。楽しかったんですよ。南波ちゃんの笑いの奪い方、土岐さんの歌、秦さんの声、!!!のかわいさ、堂島のエンターテインメント。
楽しかったんですよ。

でももう一言だけ書く。
ホテルのテレビで見たソングライターズのおかげで、気分は一気に上がったと言わざるをえません。佐野さん最高ヤ!

*1:いや、ほんとは河村唯ちゃんっていう方で、うめこはあだ名みたいw 6/19 17時のブログの写真、矢野フェスでも着てた衣装だね、きっと