高樹ライブ

辛口っていうかなんていうか。批判など一切受け付けません。もうはてなやめたくないんだよ。
あと、私は兄派か弟派か、どうしても決めろって言われたら、今までは兄派って答えてた。好きな曲を挙げるとき、真っ先に出て来るのは高樹さんの曲。「絶交」と「冬来たりなば」が先行配信になったとき、どうしようって思った。これから馬ツアーなのに、どうしよう。こんなにいい曲で、どうしよう。馬楽しめるかなってくらい、すごく好きだった。Homegroundの他の曲だって、すごく好き。そういうのとは、違う話なんです。
私は、高樹さんに何を求めてたんだろう。朝起きて、一番最初に考えたのはそんなこと。ちなみに頭は二日酔いでガンガン。昨日はやけ酒だったからね。
別に、すごいうまい歌を期待してたわけじゃないし、歌詞飛ばしも余裕で許せた。そんなことより、高樹さんの態度が真摯じゃなかったのがショックだったの。真摯じゃない、っていうのは言い過ぎかな。でも、やっぱり逃げてたような気がする。こなそうとしてた。一夜限りだからって。
お客さんを楽しませようという気持ちが、全然伝わってこなかったよ。
みなさんはすごい褒めたたえてるけど。私はコーラスが歌うカバーが4曲っていうのは多過ぎると思う。私は堀込高樹のソロツアーに行ったのであって、MASHの発表会とか、高樹ギタリストライブに行ったわけじゃない。普通はそれくらい想定の範囲内だって言われたらおしまいだけど。でも、ほんとにそうかなぁ?百歩譲って2曲まで。半分でもよかったんじゃないかって思う。
MCも。下ネタが悪いっていってるんじゃないの。ゆっくり、はっきり話そうよ。自分でも早口だって自覚してるんだから。伝えようという努力を、見せてくれてもいいんじゃないかな。
私は、馬の骨と堀込高樹を比較する人は違うと思う。違う次元の話であって、比較できるようなものじゃないと思うから。でも、泰行さんと高樹さんのライブに対する努力は、比較できると思う。泰行さんは、楽しませようって、すごい頑張ってた。だからMCだってきちんとオチが毎回あったし(最初のうちはMCどころじゃなかったみたいだけど)、歌だって、去年のHHHではあんなに緊張してた泰行さんだったのに、今年は本当に安定してた。それはやっぱりきちんと場数をこなしてきたからで、インストアでもなんでも、逃げずに一生懸命向き合って来たからだと思う。
高樹さんにはそのチャンスが与えられてないって?うん、そうかもしれない。でもインストアはやっぱり歌うべきだったんじゃないかな。だってアーティストだもん。プロデューサーとかじゃないんだからさ。あそこで歌ってたら、昨日はもっとリラックスできたんじゃないのかな。
完全に、不完全燃焼。こんな思いをするんだったら、名古屋からわざわざ行かなきゃよかった。家でCD聞いてればよかった。ほんとにそう思う。
本当は、選曲や流れもいろいろ不満なんだけど。それは私の音楽の趣味がファンのみなさまとは違うからみたいなので、それについては省きます。すごいなぁ、みんなは。高樹さんと同じ趣味じゃないのかなぁ、私は。
こんなことばっかり書いてますが、悪いことばかりじゃなかったよ。雨を見くびるな、聴けてうれしかった。やっぱり大好きな曲だと思った。涙が出そうになったよ。まさかの悪玉もよかったし、あぁ、最初のメスコスもよかったし。Fat bottomed girlsも素敵だった。あんなふうに、ずっと歌ってくれるんだとばかり思ってたよ。今思うと、カバーまではすごく幸せだったな。Air Guitarもマネロンもかっこよかったけど、カバーで萎えた心が戻って来なかった。
最初の英語の導入。聴いてて、本当にそうだなぁと思った。高樹さんは特別だって、そういう人の初めてのソロライブに行けて光栄だって、思った。おじさんが言ってた。"I know you know." I thought I knew. Maybe I didn't.