選ばれたいという一心で

実家に帰ってきてからというもの、ほっとしてしまうせいか早い時間に寝てしまい、変な時間に起きる。例えば今みたいな。
電車通勤になったおかげで朝の通勤中に本を読むようになった。
ずっと読みたくて、「まとまった時間がないと無理だ」と思ってたカラマーゾフの兄弟。前にも書いたような気がするけど、読書が趣味と言えるようになるためのリハビリ、やっぱりしたいんだと思う。
多分、一回上巻を読み終えたのは大学4年生のとき。もう5年も前のことになるのか。また上巻から読み直したんだけど、一回読んでるおかげか、今回はわりとあっさり読み進められたな。明日から中巻。
このタイミングでこの本を読んでいる不思議。大学4年生のときよりも、随分考え込ませられる。イワンの叙事詩は強烈。自分の頭にも似たような考えが潜んでるからだと思う。でも、こんなこと世の中に向かって言えるわけない。

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

私が読んでるのはこれ。新訳版はよみやすいのかもしれないけど、いかんせん巻数が多すぎる!