KIRINJI TOUR 2014 @ NAGOYA CLUB QUATTRO

ライブ名がこれで合っているかどうかわからないけど、きっとこんな感じだろう。(調べようよ)
結論、行ってよかった。
大抵スペシャルのカテゴリではセットリストあげて振り返るんだけど、今回はまず精神的なことだけ書いておきたい。気が向いたら個々の感想も追記しようと思います。
まず、短髪の高樹がかっこよすぎて!鼻血出るかと思ったよ!普通にかっこよくてびっくりした。進水式のPVでもこの髪型だったらよかったのに!
で、始まって、「誰かさんと誰かさん」はKIRINJIだからいいんだけど、「夏の光」やったときにね。ボイエンシーツアーはものすごくたくさん行ったから、隣にいたちっちゃい人がいないことをものすごく意識してしまう。不在の存在を。ああ、これで声ひっくり返る心配はなくなったんだなって、泣き笑いしたくなる。アウトロのところは楠さんとハモっていて、「夏の光」は確かタワレコでインストアライブもあったから、そのときの記憶がぶわーって押し寄せてきて、とてもとても泣きたい気持ちになる。
そういう瞬間が何度もあるライブでした。
この気持ちは何に例えられるだろうってずっと考えてた。元カレと久しぶりに思い出の店にいった的な?いや、元カレがたとえ結婚していたとしても元カレは元カレであり、中身がたとえ変わっていたとしても「元カレ」であることは変わらないはず。「死ぬほど好きだったバンドから人が抜けて新しい人が入った」となると、同じバンド名であっても違うものになっている。
ここで悟りました。この泣きたい気持ちは、「死ぬほど好きだったバンドから大事な人が抜けて違う人が入って新しいバンドになっているのを目の当たりにしている」という感情なのだと。つまり、他に例えようのない感情なのですね。
この感情は、まず「死ぬほど好きだったバンド」がないとありえないし、「大事な人が脱退」しないと起こらないし、「新しい人が入」ってそのバンドが続かないと発生しない。いくつもの奇跡?が起こって初めて味わえる感情なのですね。こんな貴重な経験ができた私ってなんてラッキーなんでしょう!
いや、皮肉でもなんでもなく、本当にそう思いました。悲しみって、決して悪いものではないなって。特に純度の高い悲しみは。
本当に本当に好きだったからこそ、味わえる感情。私、本当にキリンジが好きだったんだな。それほど好きなものに出会えて、幸せだったと思います。
念のため書きますが、KIRINJIが憎いわけでは全くないです。みじんも憎くない!そんなわけない!去年の年末のライブでも思ったけど、「泰行が脱退しても高樹はバンドを続けたいと思った」という状況の中では、今の6人のKIRINJIは最高の選択肢だったとライブを見て確信してます。高樹のために、これほど素敵なみなさまが集まってくださってること、本当にありがたいです。これからも支えてあげてください。どうかよろしくお願いします。
高樹のこと、今でも大好きです。なんだこれ、元カレか(笑)
fugitiveがとっても好き。こういう曲を書ける高樹が好き。こんなに好きな人が名古屋に来てくれるなら、絶対に駆けつけたい。
だけど、もう、遠征はできないかもしれない。高樹が悪いんじゃないし、まあ、泰行が悪いわけでもない、と言っておこうか(笑)KIRINJIも、好きよ。ただ、私にとってキリンジが大きすぎるんです。
東京のチケット、買ったけど、諸事情あって行けなくなっちゃった。ごめんね。そのかわり、弓木ちゃんがかわいすぎたから、買うつもりのなかった物販でハッスルしたよ!グッズがかわいいのはとてもよいこと。女の子が入ってくれたおかげかな?とても楽しいお買い物ができました。
ざっくりと、まず書きたかったことはこんな感じです。
あーあ。私ほんとにキリンジが好きだったんだな。忘れていたのに。忘れたくて忘れてたのかもしれないな。